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この化粧品が合わない、肌荒れするというSNSの投稿がほとんど参考にならないこれだけの理由
化粧品が合わない 肌荒れするというSNSやレビューの投稿がほとんど参考にならないこれだけの理由 新しい化粧品を購入しようと考えているとき、多くの人が参考にするのがSNSやレビューなどの口コミです。実際に使用した人の生の声を聞けるので、購入の判断材料として非常に役立ちますよね。しかし、いざ肌荒れなどのトラブルが発生した際にSNSの意見を参考にしようとすると、「参考にならない!」と感じるケースが少なくありません。 一体なぜ、肌荒れに関するSNSの意見は参考にならないのでしょうか?その理由を、以下の5つのポイントにまとめてみました。 1. 肌質は人それぞれ異なる 肌荒れは、年齢、乾燥、脂性、敏感肌など、様々な原因によって起こります。そのため、ある人にとって効果的な化粧品が、別の人にとっては全く効果がないという場合も珍しくありません。さらに、同じ肌質であっても、ニキビができやすい、アトピー性皮膚炎を持っているなど、個人の肌状態によって異なるため、一概に同じ意見が当てはまるとは限りません。 2.化粧品以外の肌荒れ要素がたくさんあるのに、そこは全く言及されない 肌荒れの原因は化粧品だけではありません。おそらく最も肌に影響するのは生活習慣だと思います。睡眠不足、食生活の乱れ、ストレスなどの生活習慣は、肌荒れの原因として大きく影響します。また、何を食べたかも肌に大きく影響する要素です。 紫外線も大きな影響です。紫外線は、シミやシワの原因となるだけでなく、肌の炎症を引き起こし、肌荒れを悪化させることがあります。 もしかすると ホルモンバランスやストレスも原因かもしれません。女性の場合、生理周期や妊娠・出産などの影響でホルモンバランスが変化し、肌荒れが起こりやすくなります。 つまり何が言いたいのかと言いますと肌に影響する要素は化粧品なんかよりも他の要因の方が影響するはずなのに、なぜかつけたものを原因と断定してしまう傾向があり、その他情報が一切検証されていません。 3.使い方が悪かったのかも 新しい化粧品を使い始めてから肌荒れがひどくなった場合、まず考えられる原因の一つは、化粧品の使い方が間違っていた可能性です。以下のようなポイントに注意して、化粧品を使っていたか確認してみましょう。 使用量はとても大切な情報です。 化粧品は、適量を正しく使用することが大切です。使用量が多すぎると、肌に負担がかかり、肌荒れを起こす可能性があります。 使用方法も大切な情報です 洗顔料やクレンジングは、肌を優しく洗いましょう。ゴシゴシこすったり、熱いお湯を使用したりすると、肌を傷つけてしまいます。 使用頻度も大切な情報です 1回使っただけなのか、使い続けた先に肌荒れしたのかが全く分からないものが多いのも特徴です。分かりやすいものですと、例えばピーリングのように毎日使用する必要のない化粧品もあります。それを毎日使っていれば肌荒れしてしまうのも納得するかもしれません 4.それ業界関係者のPRかも 実はこういった投稿も注意が必要です。例えば業界関係者や何かの商品やメーカーの利害関係者が個人でSNSやレビュー投稿をしている場合が多くあります。その場合よく見られるのが他社品の批判や他社品の関節批判になります。法律上規制はされたり、PR表記をつけなければいけませんが、違反者が多すぎるために規制がおいついていないのが現状で、その投稿者のバックグラウンドをしっかりと見ることも大切です。 5.肌が弱い人の意見を参考にしがち 肌が弱い人、弱っている人、美容医療などを行って、ダウンタイム中など肌を痛めている状態の人など肌が弱いのに、スキンケアやメイクを頑張ってる人の意見を参考にしがちなところが人によってはあるかと思います。 ...
ベビーオイルを使ったオイル洗顔で口紅、ティントは落ちる?落ちない?セラクレンズではどう?原因と対策を解説!
口紅とは 口紅とは、唇に色やツヤを与え、メイクアップの仕上げを際立たせる化粧品です。単に色をつけるだけでなく、唇の輪郭を強調したり、立体感を出す効果もあります。 口紅の歴史と種類 口紅の歴史は古く、古代エジプト時代には既に使用されていたと言われています。現代の口紅は、主にスティック状のものが一般的ですが、液状やクリーム状のものもあります。成分も多様で、天然由来の色素や合成色素、保湿成分などが配合されています。 口紅を使ったメイクアップ 口紅を使ったメイクアップは、全体の印象を大きく左右します。例えば、赤色の口紅は華やかで女性らしい印象を与え、ピンク色の口紅は可愛らしい印象を与えます。また、リップライナーと組み合わせて使うことで、より立体的な唇を作ることができます。 口紅の種類は、大きく分けて以下の種類があります。 口紅の種類 リップスティック: 一般的に口紅と呼ばれる棒状のタイプです。固形タイプで、発色が良いものが多く、普段使いから特別な日まで幅広く使えます。 リップグロス: 液状でツヤを出すタイプのリップです。唇をぷっくりと見せたい時や、ツヤ感をプラスしたい時に使われます。 リキッドルージュ: 液状の口紅で、リップグロスよりも高発色で落ちにくいのが特徴です。ティントタイプのものも多く、長時間色が持続します。 リップクリーム: 保湿成分が豊富で、唇を保護する役割も果たします。色付きのものもあり、リップメイクのベースとしても使えます。 リップバーム: リップクリームと似ていますが、より保湿力が高く、唇の荒れを防ぎます。 オイル洗顔で口紅は落ちるの?オイル洗顔では落ちないメイク、落ちにくいメイク ベビーオイルはミネラルオイルをはじめ世の中にたくさんの種類がありますが、そんなオイルを使ったクレンジング方法であるオイル洗顔では、口紅の種類に関わらずに簡単に落とすことができます。 おそらくほとんどの口紅に関しては、オイル洗顔で落とすことが可能だと思います。それはベビーオイルでよく使われるミネラルオイルであろうが、植物油脂であろうがあまり変わらないと思います。 その理由としては口紅にはシリコーンのような水にも油にも馴染まないような耐水性や耐油性、ウォータープルーフでよく使われるような原材料が使われないことが大きく関連しており、口紅自体がほとんどオイルで構成されていることが主な要因です。 でも、そんな口紅でも絶対に落とせないものがあります どんなクレンジングでも絶対に落とせない強敵ティント オイル洗顔に関わらず、ほとんどのメイク落としの種類で落とせないもののひとつにティントがあります。 まず、ティントは水溶性の色素を使った商品です。水とオイルは互いに混ざり合わないためにこういったものを落とすというのが難しいと思われます。 水溶性の絵の具が落ちないのと原理は一緒...
セラクレンズ(オイル洗顔)でメイク落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック
セラクレンズでメイクが落ちない、落ちにくいと思われている方やそういった意見をSNSやブログで見かけたりしますが、ちょっと待ってください。ここでは、セラクレンズでメイク落ちが悪い、メイクが落ちないについて詳しく解説したいと思います。 そもそもオイル洗顔のメイク落ちは? オイル洗顔はそもそもオイルでメイクを落とすというクレンジングオイルと同じ原理でメイクを落とすため、基本的にはクレンジングオイルぐらい、メイク落ちは良いと考えられます。ですので、クレンジングオイルでは落ちるのにオイル洗顔では落ちない場合はいくつかの要因が考えられます。 そんな時に試してほしいオイル洗顔のやり方が以下になります セラクレンズのみで落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック セラクレンズを含めたオイル洗顔で、あれっ、オイル洗顔でメイク落ちが弱いなと感じた場合はまずは以下のことを試してみてください ①お風呂前にやる セラクレンズを生活の中のいつやっているかで、答えが変わる可能性もあります。大きな要素がお風呂の前もしくはお風呂中にやっているのか、お風呂に入らない日やお風呂後にやっているかです。 セラクレンズで落ちなかった、落としきれなかった場合でもその後にお風呂に入るのであれば、ほとんどの場合、鏡の前でセラクレンズで落とした姿を気にする必要性がありません。その後に、必ず洗い流すという物理的行為が発生するためです。 ②そもそもつける量が少ないため、塗布量をふやす セラクレンズは塗布量に比例して、クレンジング力が上がります。メイク落ちが弱いと感じる場合そもそもメイクの量に対して、オイルが少ない場合が考えられます。まずはつける量を増やしてみましょう ③もう一回オイル洗顔をする こちらは塗布量を増やすことと同じ理論なのですが、もう一回同じようにセラクレンズをすることでさらにメイクを落とすことができます。手洗いの時、落ちにくい汚れの場合何度も手洗いすることに似ています。単純に回数を増やすことで洗い流す行為をすることなく、しっかりメイクオフすることが可能です。 セラクレンズの良いところは、何回やっても摩擦が少ないため肌負担が少ないことがあげられます。ぜひ試してみてください。 ④ティッシュオフではなく、ウェットティッシュでぬぐう こちらも思わぬ盲点かもしれません。ティッシュオフで使うティッシュの種類によって、メイク落ちの量は変わります。普段使われているティッシュではなく、ウェットティッシュで吸い取るではなく、拭き取るようにぬぐってみてください。 そうすることで摩擦も少なく、物理的な力も利用してさらにスッキリ落とすことが可能です。これのメリットはオイルの保湿感がかなり軽減されることです。保湿という面ではデメリットですが、夏やすっきりしたい方にはおすすめの方法です。 ⑤セラクレンズ後、軽く洗顔をするorお湯洗い セラクレンズは洗いすぎる習慣を変える商品だから、セラクレンズを使った後に洗顔してはダメ、洗ったら意味がないと思っていませんか?明確に違います。化粧品の使い方は自由です。それぞれの生活習慣の見直しや自分に最適な洗浄強度を自分で見つけるのが目的です。 ですので、セラクレンズをやった後に洗顔しても良い、クレンジングをしても良いということだけ覚えて頂ければと思います。 洗いすぎになりませんかとのご質問も頂くことはありますが、オイルの油膜ができるため、実際にやってみると分かりますが、かなり保湿感は残ります。この場合、泡洗顔や石けんでもお湯で薄めたり、なるべく洗浄力の弱い洗顔がオススメです。 セラクレンズでは落ちにくいアイメイク、水溶性のメイクや顔料をどうする??...
ベビーオイルを使ったオイル洗顔でアイメイクやマスカラは落ちる?落ちない?セラクレンズではどう?原因と対策を解説!
アイメイクとは アイメイクとは、目元に色や形を加えて、目の印象を大きく変えることができるメイクアップのことです。アイシャドウ、アイライナー、マスカラなど、様々なアイテムを使って、目の形や大きさを強調したり、陰影をつけたりすることで、より魅力的な目元を演出することができます。 アイメイクは、使用するアイテムや塗り方によって、ナチュラルな印象から華やかな印象まで、幅広い表現が可能です。TPOやその日の気分に合わせて、様々なアイメイクを楽しむことができます。また、アイメイクは顔全体の印象を大きく左右するため、顔全体のバランスを考慮しながら行うことが大切です。 オイル洗顔でアイメイクは落ちるの?オイル洗顔では落ちないメイク、落ちにくいメイク ベビーオイルはミネラルオイルをはじめ世の中にたくさんの種類がありますが、そんなオイルを使ったクレンジング方法であるオイル洗顔では、全然落ちないものがあります。それはアイメイクによく使われている水溶性のメイク顔料です。 水溶性のメイクというとティントのような水溶性の色素を使った商品や一部のアイライナーなどのアイメイクに水溶性のものがあります。水とオイルは互いに混ざり合わないためにこういったものを落とすというのが難しいと思われます。 よく泣くとパンダ目になってしまうメイクがありますが、これは逆の現象で涙の水分とメイクに含まれた水溶性の顔料が馴染んでしまうことが原因です。 合わせて読みたい オイル洗顔でよく使われるベビーオイルでメイクは落ちる?落ちない?メカニズムを解説 https://miule.jp/blogs/column/oil-facewash_babyoil_cleansing_mechanism 水溶性の絵の具が落ちないのと原理は一緒 水溶性絵の具は水で溶ける性質があります。水に溶けて使うということは逆を言うと、水で落とせるということです。染み付いた部分に水を塗布し、少し時間を置いておくと、絵の具が緩んで落ちやすくなります。ただし、あまりこすらないように注意してください。 水性絵の具をオイルで落とせると思う人はいないと思いますが、化粧品も同じで水溶性の顔料をオイルで落とすことはできません。 もうひとつ世の中のどんなクレンジングでも落ちないラメとマスカラの繊維 もうひとつだけオイル洗顔で落とせないアイメイクとして挙げられるのがラメやマスカラの繊維が入った化粧品です。 ここであえてラメやマスカラの繊維を取り上げさしてもらいましたが、実際は化粧品で使われている顔料やUVカット原料の多くは鉱物のため、液体である化粧品では落とすことができません。ラメも鉱物のひとつです。ここでそんなことはないおっしゃる方も多数いると思いますが、それも正解です 鉱物は物体のため、砂のようなもので水にも油にも界面活性剤にも基本化粧品には馴染みません。ではどのように落としているかというと洗い流す、水圧や拭き取るなどの物理的な力によって落としています。オイル洗顔で言うとティッシュオフがこの行為になります。クレンジングの場合は液体に鉱物をなじませ、その後に水で洗い流すという物理的な力が加わる行為によって落としています。 しかしながらとても難しいのは細かい粒子のため、100%完全に取りきるというのはほとんど不可能です。事実上取れているのか、それとも見た目上取れていればOKとするのかの問題になりますが、事実上取れているのかを目指すとあとは皮膚を削る、ターンオーバーで皮膚が入れ替わるのを待つしかありません。化粧品で使われる鉱物は現在ナノやマイクロサイズのため、ほとんど目視では分からないサイズで、事実上見た目上取れていればOKと思われる方が多いと思います しかし、クレンジングや洗顔、オイル洗顔でラメや繊維が完全に落とせないと思われている理由は、他の鉱物と違い、キラキラ光ったり、繊維は黒かったりと目立つからです。どのようなクレンジング方法を使ってもメイクを完全に落とすというのは不可能で、頑張って全てを落とそうとすると必ず皮膚にダメージを負います。ラメや繊維を見た目状キレイに落とすためには物理的な力を加えて落とす必要性があります オイル洗顔でアイメイクやラメやマスカラの繊維などをスッキリ落とす方法 ではどのようにすれば良いでしょうか。 ここからはオイル洗顔を使った落ちないアイメイク、ラメの落とし方について紹介していきます。おそらく以下の方法でほとんどのものを落とすことが可能になります ...
セラクレンズ(オイル洗顔)でメイク落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック
セラクレンズでメイクが落ちない、落ちにくいと思われている方やそういった意見をSNSやブログで見かけたりしますが、ちょっと待ってください。ここでは、セラクレンズでメイク落ちが悪い、メイクが落ちないについて詳しく解説したいと思います。 そもそもオイル洗顔のメイク落ちは? オイル洗顔はそもそもオイルでメイクを落とすというクレンジングオイルと同じ原理でメイクを落とすため、基本的にはクレンジングオイルぐらい、メイク落ちは良いと考えられます。ですので、クレンジングオイルでは落ちるのにオイル洗顔では落ちない場合はいくつかの要因が考えられます。 そんな時に試してほしいオイル洗顔のやり方が以下になります セラクレンズのみで落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック セラクレンズを含めたオイル洗顔で、あれっ、オイル洗顔でメイク落ちが弱いなと感じた場合はまずは以下のことを試してみてください ①お風呂前にやる セラクレンズを生活の中のいつやっているかで、答えが変わる可能性もあります。大きな要素がお風呂の前もしくはお風呂中にやっているのか、お風呂に入らない日やお風呂後にやっているかです。 セラクレンズで落ちなかった、落としきれなかった場合でもその後にお風呂に入るのであれば、ほとんどの場合、鏡の前でセラクレンズで落とした姿を気にする必要性がありません。その後に、必ず洗い流すという物理的行為が発生するためです。 ②そもそもつける量が少ないため、塗布量をふやす セラクレンズは塗布量に比例して、クレンジング力が上がります。メイク落ちが弱いと感じる場合そもそもメイクの量に対して、オイルが少ない場合が考えられます。まずはつける量を増やしてみましょう ③もう一回オイル洗顔をする こちらは塗布量を増やすことと同じ理論なのですが、もう一回同じようにセラクレンズをすることでさらにメイクを落とすことができます。手洗いの時、落ちにくい汚れの場合何度も手洗いすることに似ています。単純に回数を増やすことで洗い流す行為をすることなく、しっかりメイクオフすることが可能です。 セラクレンズの良いところは、何回やっても摩擦が少ないため肌負担が少ないことがあげられます。ぜひ試してみてください ④ティッシュオフではなく、ウェットティッシュでぬぐう こちらも思わぬ盲点かもしれません。ティッシュオフで使うティッシュの種類によって、メイク落ちの量は変わります。普段使われているティッシュではなく、ウェットティッシュで吸い取るではなく、拭き取るようにぬぐってみてください。そうすることで摩擦も少なく、物理的な力も利用してさらにスッキリ落とすことが可能です。これのメリットはオイルの保湿感がかなり軽減されることです。保湿という面ではデメリットですが、夏やすっきりしたい方にはおすすめの方法です。 ⑤セラクレンズ後、軽く洗顔をするorお湯洗い セラクレンズは洗いすぎる習慣を変える商品だから、セラクレンズを使った後に洗顔してはダメ、洗ったら意味がないと思っていませんか?明確に違います。化粧品の使い方は自由です。それぞれの生活習慣の見直しや自分に最適な洗浄強度を自分で見つけるのが目的です。 ですので、セラクレンズをやった後に洗顔しても良い、クレンジングをしても良いということだけ覚えて頂ければと思います。 セラクレンズでは落ちにくいアイメイク、水溶性のメイクや顔料をどうする?? セラクレンズは文字通り、オイルのみで落とすメイク落とし方法のため、水溶性の汚れを落とすのは不向きのクレンジング方法です。メイクの場合、ほとんどが油溶性の原材料で構成されているため問題ありませんが、一部アイメイクなどで水溶性の顔料が使われていたり、処方によっては水に馴染みやすい設計になっているものもあります。 そういったものの場合はオイル洗顔をする前に、水やお湯で洗うと簡単に落とすことができ、その後にオイル洗顔をすると取れたりします。 またおすすめの方法で、ティッシュで簡易リムーバーを作ってしまうと簡単に落とせます ①ティッシュを水で濡らす ②そこにセラクレンズを数滴垂らし、ティッシュの上で2層式リムーバーを作ってしまう ③ティッシュでぬぐう そうすることでアイメイクや水溶性メイクを簡単に落とすことが可能です セラクレンズでは落ちないメイク原料。ティントとラメはどうする? ティントとラメに関しては、セラクレンズに関わらずどんな種類のクレンジングを使っても実際は落とすことができません。いや落ちてるというお声も聞こえてきそうですが、ティントのような水溶性の顔料は肌に染み込んでしまうため、染み込んだものを完全に落とすことが難しいのは洗濯でも同じです。水溶性のため、水で洗い流して落ちない分は染み込んでしまった分のため、無理に落とさずにターンオーバーで剥がれ落ちるのを待つことをオススメします。 ではラメはどうかと言いますと、ラメは鉱物のため、水にも油にも溶けず、これもいかなるクレンジングでも落とすことはできません。では実際はどうやって取っているのかというと、水で洗い流すや拭き取る、オイル洗顔の場合だとティッシュオフといった物理的な力によって取られています。同じようにメイクの顔料や酸化チタンなども同じ鉱物のため、同じ原理でしか取ることができません。ラメはキラキラしているために取れているか取れていないかがはっきり見えるだけに落ちていないと気付きやすいのが特徴です。 ラメは鉱物のため、特に肌に残っていても何も悪さをするような原材料ではありませんが、オイル洗顔だけでは、ラメの残りが気になる場合は、そのあとにクレンジング剤や洗浄剤を使わずに水で洗い流してみることや、上記で書いたコットンやティッシュにオイルを染み込ませてリムーバーのように拭き取ると落とすことが可能です。 ...
アウトドア、登山でのメイク落とし、クレンジングはどうする?オイル洗顔を勧めるこれだけの理由
アウトドアや登山での洗顔・メイク落とし事情は? 登山やキャンプなどのアウトドアアクティビティは、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい経験です。しかし、メイクをしたままでは、汗や皮脂でメイクが崩れやすくなり、肌トラブルの原因にもなりえます。そこで今回は、アウトドアや登山での洗顔・メイク落としについて、環境に配慮しながら美肌を守る方法をご紹介します。 近年のアウトドアシーンでもアウトドアでもオシャレを楽しむ需要は年々伸びており、加えて日焼け対策は増加傾向にあります。一方でアウトドアでは汗をかいたり、水や雨に触れる機会も多いため製品の耐水性が重要になり、メイクや日焼け止めが落ちにくいものを選ぶ必要性があります。しかし、一方で落ちにくいメイクを落とすためには洗浄力を強めるため、洗浄時の肌への負担が懸念されます。 アウトドアや登山でのメイク落とし、洗顔の課題 アウトドアや登山のシーンではとにかくメイク落としや洗顔が大変です。それには多くの理由があると考えられます 洗い場まで行くのが大変 アウトドアシーンでは、洗い場までが遠い、暗い中、雨の中で洗い場まで行かなければならない、トイレはあるけど、綺麗とは言えない、その他ゴミや排水など環境に気を使うなどがあると想定されます。 水はとても貴重 アウトドアシーンではそこまで水が貴重ということがないかもしれませんが、登山では、高山になればなるほど水がとても貴重です。命の危険性もあるために水の量を常に気にしながら前に進まなければなりません。そんな貴重な水を汚れを落とす用途として使うには、荷物も増えることも問題となってきます。また高山になればなるほど微生物が少ないために、ゴミを捨てないことに加えて、排水なども気をつけなければいけません。 冬場は水が冷たい 冬のアウトドアでは、水が冷たいため、洗顔を控える人も多いのではないでしょうか。しかし、日焼け止めやメイクは塗っていると思いますし、アウトドアシーンでは埃や土、砂、炭や食事の油、その他、汗や皮脂を放置すると、肌トラブルの原因となるので、洗顔は必要です。 ゴミは持ち帰り、排水はどうしよう?環境に気を使う 登山やアウトドアでは、自然を満喫する一方で、ゴミや排水によって環境に悪影響を与えてしまう可能性もあります。そこで今回は、アウトドアや登山におけるゴミの持ち帰りと排水について、基本的なルールとマナーをご紹介します。 アウトドアや登山で出たゴミは、すべて持ち帰りましょう。燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクルゴミなどに分別する必要はありません。自宅に持ち帰り、適切に処理しましょう。また排水に関しては、アウトドアや登山で出た排水は、そのまま流してはいけません。 石鹸やシャンプーなどの洗い流し行為がある排水は、環境に悪影響を与える可能性があるため、使用を控えることが大切です。特に登山などの高山では微生物も少ないため**、生分解性の高い**製品を使っても分解できないために、基本は排水は水だけが基本です アウトドアや登山に向いているメイク落としは? 使えないメイク落とし まず、アウトドアや登山に使えない、向いてないメイク落としですが、基本的には洗い流すようなタイプのメイク落としは基本使えません。使えないというのが語弊があるかもしれませんが、アウトドアや登山のマナーとして、上記の通り、界面活性剤を含んだ洗い流しの行為があるメイク落としは水が貴重なことや排水や環境などのあらゆる面で使うことが躊躇われます もちろん排水設備が整ったアウトドア施設や下山後の山小屋など、そういった環境では使用可能なシーンもありますが、基本は使えないと認識しておくのが大切な心構えと考えています 最も最適なのは、水を使わないメイク落とし 登山中やキャンプ場では、水が貴重な資源である場合が多く、洗顔に大量の水を使うのは控えたいものです。そこでおすすめなのが、水を使わないメイク落としです。 メイク落としシートは、手軽にメイクを落とすことができ、持ち運びにも便利です。拭き取りタイプのほか、コットンに染み込ませて使うタイプなどがあります。洗浄力が強いものもあるので、ウォータープルーフのメイクもしっかり落としたい場合は、ポイントリムーバーを併用するのも良いでしょう。 しかし、最もオススメしたいのが、オイル洗顔という古くて新しいメイク落とし方法です。 一番オススメしたい。オイル洗顔とは? オイル洗顔とは、肌にオイルを塗り、メイクや汚れを浮かせてから、洗い流すのではなく、ティッシュオフによりメイクを落とす方法です。クレンジングや洗顔料や石鹸で洗顔する方法とは異なり、肌を刺激する成分や洗い流すという行為がないため、洗いすぎによって肌に必要な皮脂や保湿因子が取られすぎることが起こりにくい美容法です。...
ベビーオイルでメイクが落ちない??オイル洗顔のみでメイク落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック
オイル洗顔でメイクが落ちない、落ちにくいと思われている方やそういった意見をSNSやブログで見かけたりしますが、ちょっと待ってください。その感想間違っているかもしれません。ここでは、オイル洗顔のみでメイク落ちが悪い、メイクが落ちないについて詳しく解説したいと思います。 そもそもオイル洗顔のメイク落ちは? オイル洗顔はそもそもオイルでメイクを落とすというクレンジングオイルと同じ原理でメイクを落とすため、基本的にはクレンジングオイルぐらい、メイク落ちは良いと考えられます。ですので、クレンジングオイルでは落ちるのにオイル洗顔では落ちない場合はいくつかの要因が考えられます。 そんな時に試してほしいオイル洗顔のやり方が以下になります オイル洗顔のみで落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック セラクレンズを含めたオイル洗顔で、あれっ、オイル洗顔でメイク落ちが弱いなと感じた場合はまずは以下のことを試してみてください ①そもそもつける量が少ないため、塗布量をふやす オイル洗顔は塗布量に比例して、クレンジング力が上がります。メイク落ちが弱いと感じる場合そもそもメイクの量に対して、オイルが少ない場合が考えられます。まずはつける量を増やしてみましょう ②ティッシュの種類を変えてみる こちらも思わぬ盲点かもしれません。ティッシュオフで使うティッシュの種類によって、メイク落ちの量は変わります。クレンジングタオルなどの高級な物を使っている場合、ティッシュの凹凸が邪魔になり、メイク落ちが弱くなることがあります。相性の良いティッシュを使うということもメイク落ちに大きく関係します ③オイルの種類を変えてみる クレンジング力は使われているオイルとメイクとの相性によって決まる。お使いのオイルの種類によって大きくクレンジング力は変わります。落ちが悪いなと感じた時は、ぜひオイルの種類を変えてみてください。 多くの方がミネラルオイルなど、単一種類のオイルでオイル洗顔をしていると思うのですが、基本落ちにくいメイクがいくつか存在します。落ちにくいなと感じた方は、オイル洗顔をアップデートさせたセラクレンズもぜひ試して頂ければと思います。 こちらは自社製品のメイク落とし技術を盛り込んだ処方のセラクレンズと自社でも使用しているミネラルオイルのみとの比較になります 合わせて読みたい オイル洗顔でよく使われるベビーオイルでメイクは落ちる?落ちない?メカニズムを解説 https://miule.jp/blogs/column/oil-facewash_babyoil_cleansing_mechanism これをやればほぼ落ちる。もう一回オイル洗顔をする こちらは塗布量を増やすことと同じ理論なのですが、もう一回同じようにオイル洗顔をすることでさらにメイクを落とすことができます。手洗いの時、落ちにくい汚れの場合何度も手洗いすることに似ています。単純に回数を増やすことで洗い流す行為をすることなく、しっかりメイクオフすることが可能です。 オイル洗顔の良いところは、何回やっても摩擦が少ないため肌負担が少ないことがあげられます。ぜひ試してみてください オイル洗顔では落ちにくい水溶性のメイクや顔料をどうする?? オイル洗顔は文字通り、オイルのみで落とすメイク落とし方法のため、水溶性の汚れを落とすのは不向きのクレンジング方法です。メイクの場合、ほとんどが油溶性の原材料で構成されているため問題ありませんが、一部アイメイクなどで水溶性の顔料が使われていたり、処方によっては水に馴染みやすい設計になっているものもあります。 そういったものの場合はオイル洗顔をする前に、水やお湯で洗うと簡単に落とすことができ、その後にオイル洗顔をすると取れたりします。その他もっと簡単に落とす方法もありますが、別の記事にて詳しく書きたいと思います オイル洗顔では落ちないメイク原料。ティントとラメはどうする? ティントとラメに関しては、オイル洗顔に関わらずどんな種類のクレンジングを使っても実際は落とすことができません。いや落ちてるというお声も聞こえてきそうですが、ティントのような水溶性の顔料は肌に染み込んでしまうため、染み込んだものを完全に落とすことが難しいのは洗濯でも同じです。水溶性のため、水で洗い流して落ちない分は染み込んでしまった分のため、無理に落とさずにターンオーバーで剥がれ落ちるのを待つことをオススメします。 ...
セラクレンズのデザインのこだわり。唯一無二のデザインへ
この度、セラクレンズのデザインの意匠登録が認められ、唯一無二のデザインとして特許庁から認められました。 【登録番号】意匠登録第1772717号【登録日】令和6年6月3日【意匠に係る物品】包装用容器 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/DE/JP-2023-016190/30/ja 意匠とは 意匠はデザインの特許です。言うなれば外観のオリジナル性です。通常、新興のD2Cメーカーが意匠申請することはほぼありません。一方で大手メーカーの商材は多くが意匠申請されており、今回取得できたことはとても大きな出来事だと考えています。 意匠と化粧品の容器デザイン 意匠申請する理由は似たものを作られてしまう可能性があるからという他なりません。大手メーカーの場合、商品を出すとそれこそ世界中のメーカーにベンチマークされているために、商標やデザインの特許である意匠、処方の中身である特許などあらゆる面にコストをかけて商品を守るということを行います。 一方で多くの新興メーカーがブランド名や商品名などの商標は取っても、意匠を申請しないのは理由があります。 それはそもそも容器は容器会社さんから購入するため、容器会社さんが意匠を申請しているために、そもそも意匠を申請するという概念すらない、やってもすでに登録されているので申請できないというのが答えになります。 大手が意匠を申請できるのは、潤沢な開発予算があるために、容器のデザインからオリジナルのデザインのものを作って、容器会社さんに依頼しているためにどこにもないデザインのものになっていることが多く、そのため大手メーカーさんの商品はよく意匠申請されています。 しかしこれをするためには、本当に潤沢な開発予算と大量に在庫を抱える販売網やブランド価値、そして覚悟がなければできないため、そもそも知名度も販路もブランド価値も予算もない新興企業にはできないのが通常です。 しかし、そんな難易度の高い意匠申請が、私たちのような小さなD2Cコスメブランドでも取得することができました。今回は意匠登録までの道のりも含めて、唯一無二のデザインとなった道のりについて書きたいと思います。 まずは、そのデザイン性。四角いその形へのこだわり セラクレンズのボトルの形状は、化粧品ではおそらく珍しいであろう四角型を採用しています。 その理由として、円柱のボトルに比べて ”収納場所へのおさまりが良い”ことが決め手でした。 それは、四角だと置き易く、並べた時にとても綺麗に置くことができるからです。セラクレンズは洗面所やお風呂場に置かれると想定して作りました。その場合、置き場が狭い場合もあれば広い場合もあり、円柱よりも書籍のように置くことで場所を取らないことが考えられたため、あえて難しい四角いボトルを採用しました。 限られた洗面スペースがすぐにスキンケアアイテム溢れてしまう…という美容好きも多いはずです。デッドスペースを生み出さないこの形状は、私たちが特にこだわったポイントです。 どうして世の中にそんなにないの?しかくいボトル でも四角のどこがこだわっているの?そう思われた方も多いかもしれません。 よく考えてください。そういえば、化粧品では円柱形の丸い容器はたくさん見たことがあると思いますが、四角い容器ってあんまり見たことがないと思いませんか? 実は四角い容器ってとても大変なんです。 何が大変かというと化粧品の中身を充填する機械やシールを貼る機械が四角いボトルに対応していなかったり、そもそも機械を持っていないことが大きな要因です。...
自衛隊、サバゲーのメイク(ドーラン)のオススメのクレンジング方法、落とし方
自衛隊メイク、サバゲーメイクのドーランとは 自衛隊メイクとは、自衛隊員が訓練や演習で行う、肌の色を迷彩服に馴染ませるためのメイクです。主に、顔の凹凸を隠し、視線を分散させることで、敵から身を守ることを目的としています。 自衛隊メイクで使用する化粧品は、主に「ドーラン」と呼ばれます。、顔や体に塗るクリーム状の化粧品です。ドーランには、顔の色に合わせて選べる3色のカラーがあり、それぞれ「黒」「茶」「緑」が用意されています。 自衛隊メイクの基本的な手順は、以下のとおりです。 肌の汚れや油分を落とす ドーランを顔全体に塗る ドーランを馴染ませる 必要に応じて、アイシャドウや口紅などを塗る ドーランを塗る際は、顔の凹凸を隠すように、ムラなく塗ることが大切です。また、ドーランは汗や水に強いため、訓練や演習で汗をかいても落ちにくくなっています。 自衛隊メイクは、自衛隊員の必須のスキルのひとつです。自衛隊員は、入隊後に訓練でメイクのやり方を習得します。 近年では、サバイバルゲームやアウトドアなどの趣味で、自衛隊メイクを参考にしたメイクをする人が増えています。 自衛隊メイクのコツ 以下に、自衛隊メイクのコツをご紹介します。 ドーランは、肌の色に合わせて選ぶことが大切です。 ドーランを塗る際は、顔の凹凸を隠すように、ムラなく塗ることが大切です。 ドーランを塗った後は、馴染ませるように指でトントンと叩きます。 必要に応じて、アイシャドウや口紅などを塗って、顔色を整えます。 自衛隊メイクをマスターして、訓練や演習で役立てましょう。 どうして落ちにくい??自衛隊メイク(ドーラン)の処方設計 自衛隊では、何日もの間山に篭って、訓練を行います。当然、過酷な状況のため、汗もたくさんかきますし、山の中では雨や風などの過酷な環境も想定されます。しかしどのような過酷な環境でも敵に見つかってはいけません。少しでも肌色が見えてしまえば、自分はおろか、チームメンバーが全滅してしまうかもしれません。 そのため、メイクの処方設計上 汗や雨に水溶性の汚れでも落ちないウォータープルーフ設計になっている 皮脂のような油溶性も落ちにくい設計している ことが考えられます。 自衛隊メイクのメイク落とし事情 聞くところによると、クレンジングシートを使われている場合が多いようです。部隊によって違うかもしれませんが クレンジングオイルや洗顔料が使われていない理由としては、 耳の中や目のキワなど細かい部分までメイクしているために洗い流す行為があるメイク落としが使いづらい 1回では絶対に落としきれないので、何度も顔を洗うことになり、肌荒れしてしまう 山の中や過酷な環境で作業をするために、水が貴重になる すぐに次のミッションに行かないといけないため、ゆっくり洗っている時間がない ということがあるようです...
洗いすぎる習慣を改善?洗いすぎないオイル洗顔は何が良いの?クレンジングと洗顔の違いを解説。
オイル洗顔とは オイル洗顔とは、肌にオイルを塗り、メイクや汚れを浮かせてから、洗い流す方法です。クレンジングや洗顔料や石鹸で洗顔する方法とは異なり、肌を刺激する成分や洗い流すという行為がないため、洗いすぎによって肌に必要な皮脂や保湿因子が取られすぎることが起こりにくい美容法です。 クレンジングとは クレンジングは、専用の化粧品を使用して肌の汚れを落とす方法です。一般的に、クレンジングには、油溶性の汚れをメインに落とすためのオイルクレンジングと、水溶性の汚れをメインに落とすための洗顔や水性クレンジングがあります。クレンジングの特徴はよくも悪くも必ず界面活性剤という成分が含まれていることと、水で洗い流すという行為とセットになっているということが特長です。 オイル洗顔は成分ややり方を含めて、油溶性の汚れを落としやすいオイルクレジングに近いと考えられます。そこでまずオイルクレンジングのメカニズムについて解説したいと思います。 洗顔料、水性クレンジングのメカニズム オイルクレンジング(化粧落とし)のメカニズム 普段当たり前のように使っている”化粧落とし”ですが、そのメカニズムを理解していないという方もいると思います。化粧落としは毎日使うものなので、どういう仕組みでメイクが落ちているのか理解しておいて損はありません。 ここから化粧落としのメカニズムについて解説していきます。 界面活性剤で落とすと思っている人は間違い?クレンジング剤のオイルとメイクの油分を反応させて浮かせる メイクは汗や水で簡単に落ちないように、油分が多く配合されています。そのため洗顔料だけで洗い流そうとしても、なかなか落ちてくれません。 メイク落としをするためには、クレンジング剤のオイルを、メイクに含まれている油分と反応させ、浮かせなければいけません。 クレンジング剤にはオイルが配合されており、顔になじませたときにメイクの油分と反応してメイクを浮かせてくれています。 こうすることで簡単には落ちないメイクを、キレイに洗い流せる状態にすることができるのです。 界面活性剤と乳化させて水で洗い流せる状態にする オイルと反応させて浮かせただけでは、水で洗い流すことはできません。 水と油は混ざり合わないため、この状態で水で流そうとしてもうまく落ちてくれないのです。 水でキレイに洗い流すためには、油分と水分を混ざり合わせる必要があります。 この「油分と水分を混ざり合わせること」を”乳化”といいます。 クレンジング剤には乳化を助けるために”界面活性剤”が配合されています。 界面活性剤は油と水を混ざり合わせる特性を持っており、クレンジング剤のほかに食器用洗剤や石鹸などにも利用されている成分です。 お皿についた油汚れを水で流そうとしてもなかなか落ちないですが、洗剤を使うとキレイに洗い流すことができます。 この現象と同じことがクレンジングでも起こっているのです。 界面活性剤のはたらきにより、メイクの油分と水がうまく混ざり合い、水で洗い流すことができる状態になります。 十分に乳化させた後に水で洗い流す メイクの油分と水分を乳化させると、だんだん白く濁ってきます。 白く濁ったら十分に乳化できているサインです。 あとは水でキレイに洗い流せばクレンジングが完了します。...
オイル洗顔後に乳液オフ?必要?不要?ベビーオイルだけで落ちなかった時の対処法
オイル洗顔を知った方の中には乳液オフをやられている方やオイル洗顔後に乳液オフ?と知った方もいるかと思います。今回はその乳液オフについて詳しく解説したいと思います。 そもそもオイル洗顔後に乳液オフってなに? そもそも乳液オフってなに?と思われた方も多いかと思います。オイル洗顔をした後に1回では取れきれなかったメイク汚れなどを乳液で同じようにティッシュオフすると、汚れも落ちてスッキリもして、さらには保湿までできるよという美容法になります。 今回はそんな乳液オフの仕組みについて解説していきたいと思いますが、まず乳液オフの前にオイル洗顔を1回しただけではメイクが落としきれなかったと言われる方にぜひ読んでほしいテクニックについて解説致します オイル洗顔のみで落ちが悪いと思った時にやってほしいテクニック セラクレンズを含めたオイル洗顔で、あれっ、オイル洗顔でメイク落ちが弱いなと感じた場合はまずは以下のことを試してみてください そもそもつける量が少ないため、塗布量をふやす オイル洗顔は塗布量に比例して、クレンジング力が上がります。メイク落ちが弱いと感じる場合そもそもメイクの量に対して、オイルが少ない場合が考えられます。まずはつける量を増やしてみましょう ティッシュの種類を変えてみる こちらも思わぬ盲点かもしれません。ティッシュオフで使うティッシュの種類によって、メイク落ちの量は変わります。クレンジングタオルなどの高級な物を使っている場合、ティッシュの凹凸が邪魔になり、メイク落ちが弱くなることがあります。相性の良いティッシュを使うということもメイク落ちに大きく関係します オイルの種類を変えてみる クレンジング力は使われているオイルとメイクとの相性によって決まる。お使いのオイルの種類によって大きくクレンジング力は変わります。落ちが悪いなと感じた時は、ぜひオイルの種類を変えてみてください。その際にセラクレンズもぜひ試して頂ければと思います。 合わせて読みたい オイル洗顔でよく使われるベビーオイルでメイクは落ちる?落ちない?メカニズムを解説 https://miule.jp/blogs/column/oil-facewash_babyoil_cleansing_mechanism これをやればほぼ落ちる。もう一回オイル洗顔をする こちらは塗布量を増やすことと同じ理論なのですが、もう一回同じようにオイル洗顔をすることでさらにメイクを落とすことができます。手洗いの時、落ちにくい汚れの場合何度も手洗いすることに似ています。単純に回数を増やすことで洗い流す行為をすることなく、しっかりメイクオフすることが可能です。 オイル洗顔の良いところは、何回やっても擦らないため肌負担が少ないことがあげられます。ぜひ試してみてください オイル洗顔後の乳液オフって意味ある? ここまで1回のオイル洗顔で落ちきれなかった場合にやってほしいことについて解説しました。では、オイル洗顔後の乳液オフって何の意味があるのということについて解説していきます。 オイル洗顔後に落ちなかった場合に、乳液オフするとメイクが落ちるということが実はこの行為事態には、メイクを落とすという意味では、あまり意味がありません。というのも、最後に説明したもう一回オイル洗顔することとを行っていることは理論上は全く同じだからです。 乳液は5-20%ぐらいのオイル成分を含んでおり、その油分とメイク成分をなじませることで、落とせなかったメイクを落としているのですが、上でのやり方と全く同じだからです。逆にもう一度オイル洗顔をするのに比べて、メイクをしっかり落とすという意味では、乳液のオイル成分が少ない分、乳液オフの方が落ちにくいかと思います。 一方で乳液オフは水分をたくさん含んでいるため、サッパリ感を味わえるのが特徴です。上記の方法も含めて、お好みの方法を試してみてください。サッパリ派は乳液オフ、しっとり派はオイル洗顔を2回するでも良いかもしれません。 それでも落ちないメイクがある方は その場合、オイル洗顔では落ちにくいメイクかもしれません。オイル洗顔では落ちないメイク、落ちにくいメイクが存在します。こちらでさらにオイル洗顔でも落ちない時にメイクを落とせる簡単なテクニックについてはまた別の機会にご説明したいと思います。...
日焼け止めはオイル洗顔で落ちる?ベビーオイルやホホバオイルでもいい?洗顔だけで落ちる?
日焼け止めはクレンジング剤でないと落とせないのでしょうか。オイル洗顔でも日焼け止めを落とすことができるのか知りたいですよね。 本記事では日焼け止めの性質からクレンジングを使った正しい日焼け止めの落とし方、オイル洗顔による日焼け止めの落とし方を紹介します。 日焼け止めの性質 日焼け止めの落とし方を知る前に、日焼け止めには何が含まれているかなどの性質から説明します。 日焼け止めの原料は大きく分けて4種類あり、水や油などのベース基材、紫外線吸収剤 、紫外線散乱剤 、保湿成分などの添加剤でできています。 そのうちの紫外線吸収剤と紫外線反射剤は紫外線対策には役に立ちますが、化学物質が肌についている時間が長すぎると大きな負担がかかります。人によっては、紫外線吸収剤が多く含まれている日焼け止めを使い続けると合わない場合や肌荒れする恐れがあるため気をつけてください。 日焼け止めを塗ると、紫外線吸収剤が刺激になって肌が乾燥しやすくなります。日焼け止めを早めに落としたり、日焼け止めを残さないように落とすことなどを心がけて少しでも肌への負担を減らしましょう。 クレンジングを使った日焼け止めの落とし方 日焼け止めはメイクと同様、主成分が油分のため、基本はクレンジング剤を使って落とします。 洗顔料だけでは皮脂しか落ちず、肝心の油分を溶かすことができないため、日焼け止めを塗った肌にはクレンジング剤を使う必要があります(洗顔料で落とせる製品もあります)。 ここではクレンジングを使った日焼け止めの落とし方を説明します。 ※方法が製品に記載されている場合はその内容に従ってください。 クレンジング前に、ウォータープルーフの落ちにくいメイクは専用のリムーバーで落とす 濡れていない乾いた手に適量のクレンジングオイルをとる 顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていく もっとも皮膚が薄い目元や口元などの細かい部分にもクレンジングオイルをのばしていく ぬるま湯を使って、手早く洗い流していきます クレンジングや洗顔後は、しっかり保湿すること クレンジングをする時のコツと注意点 1.クレンジング前に、落ちにくいメイクは専用のリムーバーで落とす クレンジングの種類によりますが、洗浄力の高いクレンジング剤を使うときでも、肌を擦らないようにするために、ウォータープルーフや落ちにくい濃いポイントメイクは先に専用のリムーバーを使ってきれいに落としましょう。 2.濡れていない乾いた手に適量のクレンジングオイルをとる 水分のない乾いた手を使った方が、肌に負担をかけずにスピーディーにメイクを落とすことができます。 3.顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていく 顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていきます。指の腹を使い軽くメイクとなじませながら、頬などのUゾーンにのばしていきましょう。 4.皮膚の薄い目元や口元などの細かい部分にもクレンジングオイルをのばしていく 優しくスピーディーに、肌に負担をかけないようになじませましょう。 5.ぬるま湯を使って、手早く洗い流していきます 髪の生え際や小鼻の横などは見逃しやすい箇所です。丁寧かつ迅速に行いましょう。W洗顔が必要な製品の場合は、洗顔も行いましょう。 6.クレンジングや洗顔後は、しっかり保湿する クレンジングや洗顔はできるだけ早めに水分をとり、保湿しましょう。クレンジングや洗顔をしたことにより、肌に必要な皮脂や常在菌が減っています。すぐ乾いてつっぱる前に早めに化粧水や乳液で保湿をしましょう。 クレンジングオイルの注意したい使い方...
ベビーオイルで洗顔?オイル洗顔の歴史について
MIULEではオイル洗顔をアップデートした商品を作ったこともあり、そもそもオイル洗顔って誰が始めたの?どういう歴史をたどったの?ということを調べてみました オイル洗顔とは MIULEではオイル洗顔をアップデートした商品を作ったこともあり、そもそもオイル洗顔って誰が始めたの?どういう歴史をたどったの?ということを調べてみました まず、オイル洗顔そのものを知らない人もいると思いますので、それについて説明します。 オイル洗顔は、オイルを肌に馴染ませ、メイクや皮脂の汚れを浮き上がらせ、汚れを取る美容法になります。 1.オイルを手のひらに取り、顔全体に優しくなじませます。 2.顔全体にオイルが広がったら、軽くマッサージをしながら、汚れを浮き上がらせます。 3.濡れたタオルやウォッシュクロスなどで、オイルと汚れを拭き取ります。 4.必要であれば、最後にぬるま湯で洗い流します。 一方、クレンジング(美容法)は、メイクを浮かせるために専用の界面活性剤を含んでおり、洗い流すことで、メイクや皮脂汚れを落とします。 オイル洗顔の定義 ここで何をもってオイル洗顔という言葉を使うかの定義をしたいと思います。 ☝️オイル洗顔の定義 ここではオイル洗顔をオイルのみで構成されたものでメイクを落とす美容法、洗顔法と定義し、クレンジングはオイルのみではなく、界面活性剤が含まれたもの、またオイルを含まず、界面活性剤でメイクを落とす美容法と定義します。 ネットではクレンジングオイルを使うことをオイル洗顔と表現する方もいますが、ここでは界面活性剤を含むクレンジングオイルはオイル洗顔ではないということとします。 ☝️そしてもうひとつ大事なこと オイル洗顔を語るにあたり、まず大事なことはオイル洗顔という言葉とオイル洗顔のやり方自体を分ける必要性があります。なぜならそれぞれは別の歴史を持っているからです。 オイル洗顔(美容法)の歴史 まず美容法としてのオイル洗顔の歴史について考えていきたいと思います。 時代は紀元前3000年-4000年前の古代エジプト、古代ギリシャ、紀元前1000年前ぐらいの古代ローマです。 古代エジプトや古代ギリシャ時代には、オイルがスキンケアや美容に利用されていました。古代エジプトでは、洗顔料として使われていたという記述があり、すでにかなり古くから使われていたように考えられます。古代ギリシャではオリーブオイルが使われていたことからもこの時代にはすでにオイルを美容に使うということが行われていたと思われます。しかしこの時代にオイルを洗顔として用いていたのか、それとも石鹸などの加工品の原料の一部で使われていたのかは定かではありません。 オリーブオイルを洗顔やクレンジングとして利用することについては、日本では近代に入ってからですが、欧米では古くから行われていたと考えられます。このあたりは、マルセイユ石鹸(1000年前)などの事例を見ても明らかだと考えられます。 そして、近代以降では世界的に、オリーブオイルの栽培技術や搾油や精製技術が上がり、さらにスキンケアや美容に用いられるようになったと考えられます。 実際にメイク落としや洗顔として使われていたかは分かりませんが、昔からオイル洗顔の原型があったのかもしれないということはロマンかもしれません。 参考文献...
オイル洗顔をお風呂でしてもいい?ベビーオイル、ホホバオイルで簡単
ベビーオイルやホホバオイルを使って、メイク落としだけでなく、保湿までできることをご存知でしょうか。 本記事ではオイルを使った美容法「オイル洗顔」の基本的なやり方を丁寧に解説します。お風呂で行う場合の注意点やアフターケアについても紹介します。オイル洗顔で肌を労りたい方やお風呂での注意点を知りたい方は最後までお読みください。 オイル洗顔の基本的なやり方6ステップ オイル洗顔を洗面所やお風呂場で始める前に、準備するものがあります。ベビーオイルとティッシュ(またはキッチンペーパー)の2点です。使用するオイルは自分の肌や気分に合わせて好みのオイルを選んでください。 1.オイルを3~4プッシュ手のひらに乗せる オイルを使う量は、プッシュ式で3~4プッシュを目安に出してください。顔の大きさにもよりますが、手のひらのくぼみがいっぱいになるくらい使用します。少なすぎると、オイルをティッシュオフする際に肌に摩擦が起きてしまいます。もったいないと思わず、摩擦予防のためにもたっぷり使いましょう。 2.肌に置くようにオイルを塗る 顔にオイルを塗っていきます。この時、オイルが手のひらから垂れてしまいやすいので、顔を下に向けて手のひらに当てに行くようにして塗るなどしてオイルをこぼさないように注意してください。肌にそっと置くようにして塗るのみで、こすったり押したりしないようにしましょう。 オイルなのでオイルクレンジングと同様に、ついクルクルと指先でなじませたくなりますが、置くように塗るだけで十分です。 3.細かい部分は指先でなでる 小鼻・唇の下・目のまわりなど、細かい部分は指先を使って優しい力でなでて洗いましょう。ゴシゴシと強く擦らずに、細かい部分にもオイルを行き渡らせるくらいでけっこうです。軽いタッチを心がけましょう。 4.ティッシュやキッチンペーパーでオイルを吸い取る オイルが顔全体に行き渡り、メイクが浮いてきたら、ティッシュやキッチンペーパーを使ってオイルをとっていきます。この時のコツは、肌に摩擦のかかるふき取りではなく、「吸い取る」ことです。 肌の上にペーパーを置いて、優しくペーパーを押して余分なオイルをペーパーにうつしていきます。肌の表面のべたつきがなくなるまで、何枚でもペーパーを使いましょう。 入浴時で行なっている場合で拭き取るものがない場合は、このステップは不要です。 5.入浴後、軽く洗い流す オイルが吸いとりづらくなり、ベタつきがなくなったらそのまま入浴します。オイル感が気になる人はお風呂上がりのスキンケアの前にぬるま湯で軽く洗い流してください。 オイルを吸い取ったけれど小鼻など細かい部分の毛穴づまりが気になる方は、泡洗顔をやってみてください。洗浄力がマイルドな泡洗顔料を使うか、石鹸を泡立てましょう。毛穴づまりの気になる部分に3秒間乗せるだけです。オイルが取りすぎないように泡を置くだけにして、優しく洗い流します。 6.いつも通りにスキンケア いつも通りの化粧水と乳液のシンプルケアをします。季節によって湿度や温度が変わるので、化粧水がなじんだあとの肌の様子を見て、乳液を塗るか判断しても大丈夫です。 オイル洗顔をお風呂で行うときの注意点 メイクは完全に落としきれなくてもOK オイル洗顔のやり方では、メイクが毛穴に残らないか心配に思う人もいるでしょう。 しかし、オイル洗顔の目的はあくまで「潤いを洗い流さないこと」ですので、気にしすぎないようにしてください。ティッシュでオイルオフするときに浮いた汚れをとりますし、入浴時やスキンケアをする前にぬるま湯でやさしく洗うため、2段階汚れをとりのぞく過程があります。なので、ある程度の汚れは落とすことができるでしょう。 また、もっというと実はメイクの汚れが肌荒れの原因になるという根拠というのは現時点で科学的にはほとんど分かっていません。メイクそのものはたくさんの種類がありますし、メイクという一括りで語れるものではないのも一つの要因です。メイク成分の残りで肌荒れするということは、そもそもそのメイクが肌に合っていない可能性もあります 使うベビーオイルの量はたっぷりと お風呂で行うオイル洗顔に限ったことではありませんが、摩擦が起こらないように、オイルは惜しむことなく多く出して、洗顔しましょう。肌と手の間にオイルの一層を作ることでクッションの代わりになり、摩擦を軽減できます。また手のひらの温度によって擦ることなく、毛穴の汚れを浮かせることもできるのでおすすめです。 ...
オイル洗顔で角栓や角質がとれる?ベビーオイルやホホバオイルがおすすめ
ベビーオイルやホホバオイルを使ったオイル洗顔は、角栓や角質がとれるとSNSで話題です。実際は本当にとれるのでしょうか。 本記事では、オイル洗顔とは何か、角栓や角質除去に効果があるのか、角栓が溜まったときの対処法について紹介します。 オイル洗顔で角栓がとれると聞いたことがあるけれど、実際どうなのか知りたい方は最後までお読みください。 オイル洗顔とは? オイル洗顔とは、ベビーオイルやホホバオイルなどのオイルを使って、軽いメイクや日焼け止め、皮脂汚れなどを浮かせて取る洗顔方法です。一般の洗顔料やクレンジング料に含まれている界面活性剤は洗浄力が強いため、必要以上に肌の常在菌や皮脂までも洗い流してしまいます。 毛穴の詰まりが気になる、肌が乾燥しやすいなどのお悩みがある方に、オイル洗顔はおすすめです。ふだん何気なく行っている洗浄力の強い洗顔方法が、肌トラブルの原因になっている可能性もあります。 自らの皮脂を落としすぎないオイル洗顔を試してみることで、本来の健やかな肌に戻るかもしれません。 角栓=皮脂と角質が混ざったかたまり 美肌の大敵、角栓とはいったいどのようなものなのでしょうか。角栓を取り除く方法や、角栓を作らないように予防する前に、作られてしまう原因から角栓について説明していきましょう。 角栓の正体 角栓は、毛穴に詰まった皮脂と古い角質の2つが混ざってできたかたまりです。特に皮脂分泌の多い鼻に角栓ができやすいため、皮脂だけが毛穴に詰まっていると思われがちです。実際は皮脂よりも角質の方が割合としては多く、約7割がたんぱく質の角質でできています。皮脂は残りの約3割を占めます。 毛穴の黒ずみとの違いは? 角栓と似ているものに「毛穴の黒ずみ」があります。毛穴の黒ずみは現在のところ原因がよく分かっていません。しかし、角栓があることで、毛穴が黒ずむと言われていたり、角栓のほかにも黒ずんで見える原因はほかに2つ言われていることがあります。 1つ目は産毛による黒ずみがあります。寿命を終えた産毛は、毛穴から自然と抜けていくのですが、角栓で毛穴がふさがれている場合は産毛の行き場がなくなり、角栓の中に詰まって黒く見えるのです。 2つ目は毛穴の影による黒ずみです。開いた毛穴に影ができて黒く見えてしまうため、毛穴自体は黒くないのに毛穴が目立ってしまうケースがあると言われています。 汚れが詰まっていると思われることが多いですが、実は産毛や毛穴の影になって黒ずんで見えるパターンもあるのです。 ベビーオイルやホホバオイルで洗顔すると角栓がとれる? オイル洗顔をすることで、角栓を取れたという感想が多く見られます。ただ、1~2回のオイル洗顔をしただけでは、角栓を取りきれないようです。角栓除去が目的でオイル洗顔を始めるのであれば、できるだけ毎日続けることが大切です。 オイル洗顔を始めると、表面の角栓から少しずつふやけていきます。角栓の芯は毛穴の奥に硬く残ったままで、溶けていません。表面の角栓がふやけると、毛穴と角栓の間に隙間ができ、長細い角栓がしだいにグラグラしてきます。そのままオイル洗顔を続けていくことで、角栓と毛穴との隙間も広くなり、いつの日か毛穴からスポッと抜け落ちます。 クレンジング剤は洗い流すという物理的な行為があるため、皮脂は落としやすくなりますが、約7割のタンパク質(角質)は分解して溶かすことはできないため、根こそぎ角栓を溶かすことはできません。表面だけドロドロに溶かされて芯が残った角栓は、毛穴にへばりつきやすくなります。 角栓を少しずつふやかして、回数を重ねると、確実に角栓が取れやすくなります。 いつか角栓はポロッととれる?とれるまでどうしたらいい? オイル洗顔を始めてみたいけれど、角栓はポロッととれるのか、いつとれるのか、健やかな肌に戻るといった効果が表れるタイミングを知りたいですよね。さらに、角栓が毛穴から出てきたときはどうしたらいいのかも説明します。 角栓はいつどのようにとれるのか 角栓は驚くほどポロッととれます。実際にオイル洗顔を継続して、角栓がポロリと目に見えてとれたという口コミも多くあります。 オイル洗顔を始めてからいつ角栓がとれるかは、毛穴の深さにも個人差があるため、一概には言えませんが、早い方で1ヶ月、遅くても6ヶ月以内には角栓がとれた経験をされている方が多いです。...