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オイル洗顔で角栓や角質がとれる?ベビーオイルやホホバオイルがおすすめ

2023. 08. 09
オイル洗顔で角栓や角質がとれる?ベビーオイルやホホバオイルがおすすめ

ベビーオイルやホホバオイルを使ったオイル洗顔は、角栓や角質がとれるとSNSで話題です。実際は本当にとれるのでしょうか。

本記事では、オイル洗顔とは何か、角栓や角質除去に効果があるのか、角栓が溜まったときの対処法について紹介します。

オイル洗顔で角栓がとれると聞いたことがあるけれど、実際どうなのか知りたい方は最後までお読みください。

 

オイル洗顔とは?

  オイル

オイル洗顔とは、ベビーオイルやホホバオイルなどのオイルを使って、軽いメイクや日焼け止め、皮脂汚れなどを浮かせて取る洗顔方法です。一般の洗顔料やクレンジング料に含まれている界面活性剤は洗浄力が強いため、必要以上に肌の常在菌や皮脂までも洗い流してしまいます。

毛穴の詰まりが気になる、肌が乾燥しやすいなどのお悩みがある方に、オイル洗顔はおすすめです。ふだん何気なく行っている洗浄力の強い洗顔方法が、肌トラブルの原因になっている可能性もあります。

自らの皮脂を落としすぎないオイル洗顔を試してみることで、本来の健やかな肌に戻るかもしれません。

 

角栓=皮脂と角質が混ざったかたまり

  

美肌の大敵、角栓とはいったいどのようなものなのでしょうか。角栓を取り除く方法や、角栓を作らないように予防する前に、作られてしまう原因から角栓について説明していきましょう。

 

角栓の正体

角栓は、毛穴に詰まった皮脂と古い角質の2つが混ざってできたかたまりです。特に皮脂分泌の多い鼻に角栓ができやすいため、皮脂だけが毛穴に詰まっていると思われがちです。実際は皮脂よりも角質の方が割合としては多く、約7割がたんぱく質の角質でできています。皮脂は残りの約3割を占めます。

 

毛穴の黒ずみとの違いは?

角栓と似ているものに「毛穴の黒ずみ」があります。毛穴の黒ずみは現在のところ原因がよく分かっていません。しかし、角栓があることで、毛穴が黒ずむと言われていたり、角栓のほかにも黒ずんで見える原因はほかに2つ言われていることがあります。

1つ目は産毛による黒ずみがあります。寿命を終えた産毛は、毛穴から自然と抜けていくのですが、角栓で毛穴がふさがれている場合は産毛の行き場がなくなり、角栓の中に詰まって黒く見えるのです。

2つ目は毛穴の影による黒ずみです。開いた毛穴に影ができて黒く見えてしまうため、毛穴自体は黒くないのに毛穴が目立ってしまうケースがあると言われています。

汚れが詰まっていると思われることが多いですが、実は産毛や毛穴の影になって黒ずんで見えるパターンもあるのです。

 

ベビーオイルやホホバオイルで洗顔すると角栓がとれる?

  角栓

オイル洗顔をすることで、角栓を取れたという感想が多く見られます。ただ、1~2回のオイル洗顔をしただけでは、角栓を取りきれないようです。角栓除去が目的でオイル洗顔を始めるのであれば、できるだけ毎日続けることが大切です。

オイル洗顔を始めると、表面の角栓から少しずつふやけていきます。角栓の芯は毛穴の奥に硬く残ったままで、溶けていません。表面の角栓がふやけると、毛穴と角栓の間に隙間ができ、長細い角栓がしだいにグラグラしてきます。そのままオイル洗顔を続けていくことで、角栓と毛穴との隙間も広くなり、いつの日か毛穴からスポッと抜け落ちます。

クレンジング剤は洗い流すという物理的な行為があるため、皮脂は落としやすくなりますが、約7割のタンパク質(角質)は分解して溶かすことはできないため、根こそぎ角栓を溶かすことはできません。表面だけドロドロに溶かされて芯が残った角栓は、毛穴にへばりつきやすくなります。 角栓を少しずつふやかして、回数を重ねると、確実に角栓が取れやすくなります。

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いつか角栓はポロッととれる?とれるまでどうしたらいい?

オイル洗顔を始めてみたいけれど、角栓はポロッととれるのか、いつとれるのか、健やかな肌に戻るといった効果が表れるタイミングを知りたいですよね。さらに、角栓が毛穴から出てきたときはどうしたらいいのかも説明します。

 

角栓はいつどのようにとれるのか

角栓は驚くほどポロッととれます。実際にオイル洗顔を継続して、角栓がポロリと目に見えてとれたという口コミも多くあります。

オイル洗顔を始めてからいつ角栓がとれるかは、毛穴の深さにも個人差があるため、一概には言えませんが、早い方で1ヶ月、遅くても6ヶ月以内には角栓がとれた経験をされている方が多いです。

角栓はポロリと自然に落ちますが、また毛穴に溜まるというサイクルをくり返しながら、少しずつ角栓の長さを短くしていきます。ベビーオイル洗顔を長期間続けることで、最終的には角栓ができにくく、ザラつきのないきめ細やかな肌になります。

 

触らずに放っておくのがベスト

角栓が出てくることは、徐々に毛穴から浮いてきている証拠なので、オイル洗顔の効果が出てきています。しかし角栓が出てきたら何かすべきなのでしょうか。

角栓がもさもさと出てきても、触らずに放っておきましょう。取れるまで様子を見てください。オイルを使うことで角栓が自然に取れるのを促す方法なので、角栓は取らない方が良いです。

出てきた角栓がもとで、ニキビになって腫れていればとった方がいいケースもありますが、自然に角栓が抜け落ちることが理想です。

 

角栓がもさもさしてきた!2つの対処法

  

オイル洗顔を続けていると、溜まっていた毛穴の角栓がもさもさと少しずつ出てきて、目立つことがあります。その時の対処法を2つ紹介します。

 

どうしても気になる時は取り除く

どうしても気になって取り除きたい場合は、以下のマイルドな方法で除去してみてください。

  • 低刺激な石鹸を泡立てて優しく洗う
  • ホホバオイルやスイートアーモンドオイルで軽くマッサージする
  • クレイパックをたまに行う

この時に絶対にしてはいけない除去方法が、毛穴パックや毛抜きで根こそぎ抜くことです。無理やりとることでデリケートな肌はダメージを受けます。シミなどの肌トラブルを引き起こすだけでなく、毛穴の開きがより目立ち、悪化する原因になるため無理やりとらないようにしましょう。

 

もさもさが気にならないメイクをする

もさもさして目立つ角栓をメイクで気にならなくさせるといった対処法です。

しかし、オイル洗顔を始めると、今まで使っていたメイク用品がきれいにつかなくなった方もいらっしゃいます。

オイル洗顔をすると、毛穴や角質の状態がゆっくりと変化してくるため、使っていたファンデーションとの相性が合わなくなることもあります。

そんな時には、伸びがよく、薄付きのものに変えるとメイクがきれいにきまる可能性が高いので試してみてください。

伸びのいいコントロールカラーや化粧下地をまず塗り、上からお粉を薄くつけるといった具合ですす。薄付きのメイクに変えたら、角栓のもさもさは目立たなくなったという声が多いため、参考にしてみるのもいいでしょう。

 

まとめ

本記事ではベビーオイルやホホバオイルを使ったオイル洗顔とは何か、角栓や角質への効果とそのタイミング、角栓が溜まったときの2つの対処法などを解説しました。

毛穴の黒ずみや角栓が気になってとりたいけれど、肌への負担が気になる方は、刺激が少なくて保湿も同時にできる「オイル洗顔」で角質を取りのぞいてみてはいかがでしょうか。