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日焼け止めはオイル洗顔で落ちる?ベビーオイルやホホバオイルでもいい?洗顔だけで落ちる?

2023. 10. 04
日焼け止めはオイル洗顔で落ちる?ベビーオイルやホホバオイルでもいい?洗顔だけで落ちる?

日焼け止めはクレンジング剤でないと落とせないのでしょうか。オイル洗顔でも日焼け止めを落とすことができるのか知りたいですよね。

本記事では日焼け止めの性質からクレンジングを使った正しい日焼け止めの落とし方、オイル洗顔による日焼け止めの落とし方を紹介します。

日焼け止めの性質

  

日焼け止めの落とし方を知る前に、日焼け止めには何が含まれているかなどの性質から説明します。

日焼け止めの原料は大きく分けて4種類あり、水や油などのベース基材、紫外線吸収剤 、紫外線散乱剤 、保湿成分などの添加剤でできています。

そのうちの紫外線吸収剤と紫外線反射剤は紫外線対策には役に立ちますが、化学物質が肌についている時間が長すぎると大きな負担がかかります。人によっては、紫外線吸収剤が多く含まれている日焼け止めを使い続けると合わない場合や肌荒れする恐れがあるため気をつけてください。

日焼け止めを塗ると、紫外線吸収剤が刺激になって肌が乾燥しやすくなります。日焼け止めを早めに落としたり、日焼け止めを残さないように落とすことなどを心がけて少しでも肌への負担を減らしましょう。

クレンジングを使った日焼け止めの落とし方

日焼け止めはメイクと同様、主成分が油分のため、基本はクレンジング剤を使って落とします。

洗顔料だけでは皮脂しか落ちず、肝心の油分を溶かすことができないため、日焼け止めを塗った肌にはクレンジング剤を使う必要があります(洗顔料で落とせる製品もあります)。

ここではクレンジングを使った日焼け止めの落とし方を説明します。 ※方法が製品に記載されている場合はその内容に従ってください。

  1. クレンジング前に、ウォータープルーフの落ちにくいメイクは専用のリムーバーで落とす
  2. 濡れていない乾いた手に適量のクレンジングオイルをとる
  3. 顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていく
  4. もっとも皮膚が薄い目元や口元などの細かい部分にもクレンジングオイルをのばしていく
  5. ぬるま湯を使って、手早く洗い流していきます
  6. クレンジングや洗顔後は、しっかり保湿すること


クレンジングをする時のコツと注意点

クレンジング

1.クレンジング前に、落ちにくいメイクは専用のリムーバーで落とす

クレンジングの種類によりますが、洗浄力の高いクレンジング剤を使うときでも、肌を擦らないようにするために、ウォータープルーフや落ちにくい濃いポイントメイクは先に専用のリムーバーを使ってきれいに落としましょう。

2.濡れていない乾いた手に適量のクレンジングオイルをとる

水分のない乾いた手を使った方が、肌に負担をかけずにスピーディーにメイクを落とすことができます。

3.顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていく

顔の皮膚の中でも比較的厚い部分、額から鼻にかけてのTゾーンにクレンジングオイルをのせていきます。指の腹を使い軽くメイクとなじませながら、頬などのUゾーンにのばしていきましょう。

4.皮膚の薄い目元や口元などの細かい部分にもクレンジングオイルをのばしていく

優しくスピーディーに、肌に負担をかけないようになじませましょう。

5.ぬるま湯を使って、手早く洗い流していきます

髪の生え際や小鼻の横などは見逃しやすい箇所です。丁寧かつ迅速に行いましょう。W洗顔が必要な製品の場合は、洗顔も行いましょう。

6.クレンジングや洗顔後は、しっかり保湿する

クレンジングや洗顔はできるだけ早めに水分をとり、保湿しましょう。クレンジングや洗顔をしたことにより、肌に必要な皮脂や常在菌が減っています。すぐ乾いてつっぱる前に早めに化粧水や乳液で保湿をしましょう。

クレンジングオイルの注意したい使い方

  

クレンジングをするというと、毛穴に詰まったメイク汚れを落とそうとぐいぐい手で塗り込もうとする方がいらっしゃいます。摩擦でデリケートな肌を傷める原因となり、かえって毛穴や角栓が目立ちやすくなります。

クレンジング剤は少し多めの量をとって摩擦が起きないようにし、やさしくなじませるか、乗せてしばらく待ちましょう。かといって肌にクレンジング剤をのせておく時間が長過ぎてもよくありません。つけてからすすぎまでを約1分程度で終わらせるように心がけるとよいでしょう。クレンジング剤が肌に触れている時間が長いとそれだけ肌の皮脂を溶かすため、負担がかかります。

クレンジング剤をつけてからすすぐ時の水温はぬるま湯が最適です。冷たすぎる水は、毛穴が閉じるので汚れも取れにくくなります。また、熱すぎるお湯は肌を傷めたり乾燥しやすくなったりします。

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洗顔だけで落ちる日焼け止めはそもそもある?石鹸で落とせますとは?

  

洗顔だけで落ちる日焼け止めもあり

よく「石鹸で落ちる」と表示された日焼け止めを見かけますが、はたして本当に石鹸や洗顔料だけで日焼け止めは落ちているのか気になりますよね。

「石鹸で落ちる」という言葉は、何か特定の試験方法があるわけではなく、その基準はとても曖昧です。しかし、石鹸できちんと落とせる日焼け止めは存在します。

石鹸で落とせますの歴史的経緯と意味

石鹸で落とせますという言葉は元々、ミネラルコスメが発祥と言われています。ちょうど2008年あたりにこの言葉がミネラルコスメで一般的に使われるようになったと編集部では確認しています。

その当時はミネラルコスメがまだまだ処方的に発展途上であり、ウォータープルーフ処方を作ることが難しく、また日焼け止めで使われる紫外線散乱剤がコーティングがない場合や一般的によく使われるシリコーンコーティングがミネラルコスメで使えないことにより、植物由来のオイルでコーティングされていたことから、日中の汗や皮脂、雨で落ちやすい処方しか作れなかったこと、また落ちにくい日焼け止めが肌に負担になるということをうまく表現するためや石鹸が安心、安全、天然のイメージがあったことなど、複合的な意味を含めて、石鹸で落とせますというバズワードが誕生したように考えています。

実際に、当時のメイクや日焼け止めは本当に石鹸のみである程度落とせました。というよりも石鹸で落とせますという言葉がミネラルコスメやオーガニックメーカーのごく一部メーカーしかその言葉を使っておらず、実際にそのような処方になっていたことに由来しています。

しかし、現在では、原料メーカーや処方技術の向上により、ミネラルコスメでもウォータープルーフ処方ができるようになったことや石鹸で落とせますという言葉が流行したことにより、そのような本来石鹸で落とせる処方になっていたこととは関係なく、マーケティング的に安心安全の意味で使われるようになったために、本来落ちない、落ちにくい処方にもなっているにも関わらず使われたことで、消費者の混乱を招いている現状があります。

そのため現在では、全ての「石鹸で落ちる」製品が本当に石鹸だけで完全に落としきれるとは限りません。

ベビーオイルやホホバオイルでも日焼け止めは落とせる?

  ホホバオイル

ベビーオイルやホホバオイルを使ったオイル洗顔でも日焼け止めは落とすことが可能です。日焼け止めはメイク落としと同様に油分でできているため、ベビーオイルなどのオイルとなじませれば、毛穴から浮いてきます。

ただし、ウォータープルーフの日焼け止めは肌への密着度が高く、オイル洗顔でも落としにくいためメイクと同じようにクレンジング剤を使って落としましょう。

また、「石鹸で落ちる」と書かれた日焼け止めの場合も逆にオイルのみでは落としにくい可能性もあるので、日焼け止めを塗る前に確認しておきましょう。

もしオイル洗顔をしたあとの肌をよく観察してみて、明らかに落とせていないようならクレンジングで落とす方法に変更してください。

毛穴が目立っていなかったり、肌荒れなどの症状が出ていなければオイル洗顔で落としても問題のない日焼け止めなので使い続けてもいいでしょう。

オイル洗顔でウォータープルーフ処方も石鹸で落とせますも落とせるセラクレンズ

 

セラクレンズ

オイル洗顔でよく使われている単一種類のオイルだけでは、ウォータープルーフの製品や石鹸で落とせますと書かれている製品は落ちにくいと想像されます。それは、ウォータープルーフで使われる一部の原材料がオイル洗顔でよく使われるオイルと相性が悪いことや石鹸で落とせますと書かれた製品の処方がこちらもオイルとの相性が悪いことが原因です

MIULEで開発したオイル洗顔をアップデートしたでは、これまでオイル洗顔では落としにくかったこの2つの製品にも落としやすいように設計されています。

 

オイル洗顔で落ちる日焼け止め比較表

 

まとめ

本記事では、日焼け止めの性質や正しい落とし方、ベビーオイルやホホバオイルを使った「オイル洗顔」での落とし方などを紹介しました。

屋内外に関係なく、紫外線は肌に当たるため日焼け止め対策は炎症を起こさせないためにも必須になります。それと同時に日焼け止めをきちんと落とすことも重要です。今回の記事を参考に現在行っている洗顔を見直してみてはいかがでしょうか。