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オイル洗顔で角質・角栓ケアできる?ベビーオイル、ホホバオイルの活用法

2023. 01. 24
ベビーオイルで角質・角栓ケアできる?

この記事では、角質と角栓の違いや、オイルでできる角質除去の方法について詳しく解説しています。

毛穴の黒ずみでお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

角質と角栓の違い

角質と角栓の違いについて、よくわかっていないという方は多いと思います。 肌のケアをするうえで、角質と角栓の違いを理解しておくことは非常に重要です。

ここからは、角質と角栓の違いについて詳しく解説します。

角質と角栓の違いについて知りたい方はぜひご覧ください。

 

角質は”肌の表面にあるバリア”

角質は、肌の表面にあるバリアのことをいいます。

ヒトの表皮は4つの層から形成されており、肌の表面から順に、「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」に分かれています。

角質層は、角質が層状になって作られています。 層になった角質は、”肌のバリア”となって肌から水分が蒸発するのを防いだり、外部からの刺激から守ったりしてくれています。

ヒトの表皮は非常にデリケートな組織です。 角質はそのデリケートな組織が傷つかないように守ってくれています。

”角質”と聞くと悪いイメージがあるかもしれませんが、実はヒトの肌にとって重要な機能を持つ細胞なのです。

ヒトの肌はターンオーバーにより、基底層から新たな細胞が生み出されます。 新しい細胞が生まれることで、古い細胞はどんどん肌の表面に向かって押し上げられ、角質層まで到達するとやがて”垢”となって剥がれ落ちます。

しかしストレスや生活習慣の乱れによってターンオーバーがうまく行われなくなると、古い角質がうまく剥がれ落ちなくなり、肌の表面に残り続けてしまいます。

 

角栓は”古い角質と皮脂が混ざり合ったもの”

角栓とは、古い角質と皮脂が混ざり合って毛穴をふさいでいるもののことをいいます。

角栓は皮脂が毛穴に詰まったものとイメージされることが多いですが、実は違います。 角栓の主な成分はタンパク質で、そのほとんどは”古い角質”なのです。

角質は通常、ターンオーバーによって一定の期間で垢となって剥がれ落ちていきます。 しかしターンオーバーがうまく行われなくなると、古い角質が肌に残り続けてしまい、やがて角栓となってしまうのです。

 

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オイルでケアする方法

  

ここでは、オイルを使った角栓のケアについて詳しく解説します。

すでに角栓ができてしまっている方や、角栓ができないように予防しておきたい方はぜひご覧ください。

 

オイルを使ったマッサージで毛穴の角栓を除去する

角栓を除去するなら、オイルマッサージがオススメです。 角栓に含まれている皮脂とオイルの油分をなじませて、洗い流すことができます。

まず乾いた肌にオイルを全体的になじませます。 このとき、オイルは多めに使うとよいでしょう。 少ない量のオイルでなじませようとすると、手が肌にこすれてしまい、肌を傷つけてしまう恐れがあります。 手が肌に直接こすれないよう、十分な量のオイルを使いましょう。

顔全体にオイルをなじませたら、ゆっくりと丁寧にマッサージを行っていきます。 マッサージを行うことで毛穴に詰まった角栓の皮脂がオイルと混ざり合い、浮かすことができます。あまりに長くマッサージをやりすぎたり、強くやりすぎたりすると、肌への刺激になってしまいます。マッサージは肌を直接こすらないように注意しながら、ゆっくりと円を描くようにするとよいでしょう。

小鼻など角栓の黒ずみが気になる部分は、重点的にマッサージするとうまく角栓を除去することができます。

この際に、無理に角栓をひっぱったり、取ろうとするのは肌を痛める可能性があるため、気をつけたいところです

 

マッサージ後はオイルを落とす

マッサージが終わったら、オイルを洗い流します。 オイルは水で流すことができないので、洗顔料で洗い流すかティッシュやコットン、タオルでふき取る必要があります。

オイルのべたつきが気になる方は、洗顔料で洗い流すことをオススメします。 洗顔料で洗い流せばオイルのべたつきはキレイになくなります。 しかし洗い過ぎによる洗顔後の乾燥に注意が必要です。

洗顔後の乾燥が気になる方は、コットンやタオルでふき取るとよいでしょう。 オイルだけを取り除くことができるので、余計に皮脂を洗い流さずに済みます。 またオイルの保湿効果によって、肌のうるおいを保つことができるでしょう。

こするようにふき取ると肌への刺激になってしまうので、優しくなでるようにオイルを取り除いてください。

 

オイルマッサージの注意点

オイルマッサージの注意点は、オイルのべたつきが残ってしまう点と、オイルを取り除くのに時間と手間がかかる点です。

ティッシュやコットンやタオルでふき取りやり方では、どうしても完全にオイルを取り除くことはできません。そのため、若干肌のべたつきが残る場合があります。

また洗顔料で洗い流す方法よりも、時間と手間がかかります。 面倒くさがってオイルの除去が不十分になると、人によっては残ったオイルと角栓が肌荒れを引き場合があるので注意が必要です。

 

マッサージ前に毛穴を開かせておくと◎

オイルマッサージの前に毛穴を開かせておくと、より毛穴の角栓を取り除きやすくなります。

毛穴を開かせるには蒸しタオルを肌に当てたり、先に入浴をすることがオススメです。

蒸しタオルは濡らしたタオルを電子レンジで温めると簡単に用意できます。 もしオイルや汚れが気になるなら、厚手のキッチンペーパーで代用すれば使い捨てることができるのでオススメです。

 

やりすぎは肌を痛める原因になる

オイルマッサージは角栓除去にとても有効な手段ですが、やりすぎると肌を痛める原因になることがあります。

マッサージを強くやりすぎてしまったり、毎日オイルマッサージをしてしまったりすると、肌へのダメージになってしまいニキビや乾燥を引き起こしてしまいます。

マッサージは優しく短時間で済ませ、週3日程度にしておくのがよいでしょう。

 

ベビーオイル(ミネラルオイル)やホホバオイルがおすすめ

  

オイルには様々な種類がありますが、オイルマッサージには”ベビーオイル”や”ホホバオイル”がオススメです。

その理由についてここから解説します。

オイルマッサージ用のオイルを探している方や、オイルマッサージで肌荒れしないか心配な方はぜひご覧ください。

 

ベビーオイル(ミネラルオイル)

ベビーオイルは肌に優しい成分で作られているため、オイルマッサージにオススメのオイルです。

ベビーオイルはもともと、乾燥肌の赤ちゃん向けに作られた保湿オイルです。 そのため肌に優しい成分で作られており、敏感肌の方でも肌トラブルを起こしづらいのが特徴になっています。

比較的安価に手に入るので、一度にたくさん使えるのも大きなメリットです。

 

ホホバオイル

ホホバオイルは角栓除去に大変おすすめのオイルです。

ホホバオイルの主成分である”ワックスエステル”は、ヒトの皮脂にも含まれている成分です。 そのため肌になじませたときに角栓の皮脂と混ざり合いやすく、うまく除去することができます。

植物由来のオイルなので、肌の弱い方も安心してお使いいただけます。

 

まとめ

角質、角栓除去にはオイルマッサージが効果的です。 キレイに角質、角栓を取り除くためには、オイルマッサージに向いたオイルを使って正しいやり方でマッサージを行うことが重要です。

ぜひオイルマッサージを実践してみてください。